航空業界、2009年の損失は90億米ドル−IATA、景気後退で予測を下方修正
国際航空運送協会(IATA)は、2009年の航空業界の損失予測を90億米ドル(約8832億円)に引き下げた。3月の段階では47億米ドル(約4612億円)を予想していたが、経営環境の急速な悪化を反映。2008年の損失も85億米ドル(約8342億円)から104億米ドル(約1兆206億円)に下方修正している。旅客数は前年比8%減の20億6000万人となる見込みで、合計の営業収益は15%減の4480億米ドル(約43兆9647億円)を予想する。営業収益を15%減と予想したことについて、IATA事務総長兼CEO...