春闘、1.0%ベアを要求へ−サービス連合、派遣添乗員問題も取組み継続
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は、2009年春季生活闘争(春闘)で、賃金カーブ(定期昇給など賃金制度)維持分の確保に加え、1.0%相当の実質賃金改善をめざす。景気後退など環境は厳しいが、物価の上昇に対応し、雇用の安定的な確保にもつなげたい考え。非正規労働者についても、時間給20円以上(月例給では3300円以上)の改善、一時金の要求を進める。交渉は、各加盟組合が3月末までの決着をめざす。サービス連合では、2008年の春闘で初めて0.5%のベースアップを要求、賃金改善に一定の成果...