成田空港の発着枠拡大に向け検討開始−30万回で経済波及効果は1.2兆円増

  • 2009年1月27日

国土交通省と千葉県、地元自治体、成田国際空港(NAA)からなる四者協議会は1月23日、成田空港の更なる容量拡大に向けて騒音や飛行ルートの課題について検討を開始することで合意した。国土交通省が、可能な限り騒音の影響を拡大させないで済む飛行ルートを検討し、それを踏まえてNAAが増枠後の予測騒音コンター(予測される騒音レベルの大きさを地図上で表すもの)を作成する。NAAは、予測騒音コンターの提示の際には、環境対策と地域共生策についての基本的な考え方をあわせて示すことが求められた。成田空港の発着枠は、201...