「旅の価値」の追求−当事者意識で逆境に取り組む HIS社長 平林朗氏
昨年は個人消費の失速が旅行業界にも大きく影を落とす厳しい一年だった。レジャー費は家計の余剰予算の対象であるため、世界経済の減速による影響が懸念される。しかし、だからこそお客様目線の商品造成や販売が不可欠であり、商品及びサービスの品質と価格のバランスを見極めていかなくてはならない。お客様にとっての「旅の価値」とは何なのか。この危機をチャンスに変えるうえで避けては通れない課題である。昨年4月に開設した『いい旅研究室』では、安心して旅を楽しんでいただけるための品質管理や、お客様の満足のポイントがどこにある...