JATA市場調査、業態・客層・方面別で通年でマイナス推移−厳しい環境を示す
日本旅行業協会(JATA)が10月下旬から11月中旬にかけて実施した「旅行市場動向調査」によると、業況をあらわすDI値は、3ヶ月前の前回調査時の見通しのマイナス66ポイントとほぼ同じレベルとなるマイナス64ポイントであった。DI値はこの1年間、旅行会社の形態別、顧客層別、デスティネーション別ともマイナス値で推移し、苦境の1年間であったことを示している。なお、今回の調査は、バンコクでの空港閉鎖、ムンバイでのテロ事件を考慮したものではない。3ヶ月後の業況予測では、業態別では総合旅行会社、海外旅行ホールセ...