国交省、羽田国際化に柔軟に対応へ−発着回数や運航地点など需要に応じて
国土交通省は12月1日、「羽田空港の国際化に関する国と都・関係県実務者分科会」の第4回会合を開催、再拡張後の路線の就航先や発着回数などについて柔軟に対応する姿勢を改めて示した。東京都や神奈川県はこれまで、国際線の発着枠の増加、昼間時間帯の発着枠3万回での東南アジア路線の運航許可を求めており、この日も東京都副知事の猪瀬直樹氏が要望。これに対し、国交省航空局局長の前田隆平氏は「昼間の就航都市は、すでに就航を合意した韓国に加えて、これから協議する中国、台湾、香港で3万回の全てを使い切る可能性はある」としつ...