10月の日本人出国者数、9.5%減の134.3万人、インバウンドも続減−JNTO調査
日本政府観光局(JNTO)によると、2008年10月の日本人出国者数は前年比9.5%減の134万3000人で、18ヶ月連続の前年割れとなった。JNTOは、景気後退などによる消費マインドの冷え込み、燃油サーチャージ高騰による経費負担増などが要因と分析。ただし、円高傾向で割安感が出たことから、韓国など一部の近距離デスティネーションでは、旅行需要が増加していると指摘している。一方、訪日外客数は5.9%減の73万9000人で、3ヶ月連続の前年割れ。香港やタイ、シンガポール、フランスからの訪日客は10月として...