観光庁初代長官、現・総合観光政策審議官の本保氏に決定
10月1日に設立される観光庁の初代長官に、現・国土交通省総合観光政策審議官の本保芳明氏が就任することが決定した。本保氏は1974年に運輸省に入省後、各種要職を歴任後、2003年に日本郵政公社に転出。2007年7月に日本郵政公社から国交省に復帰する形で、行政としてもスピード、効率、成果を意識した対応が必要である考えを示すなど、行政と民間の双方の良さをあわせ持つことから、今回の人事が行われたとみられる。また、総観審就任の当初から「観光は基本は民間、地元がメインのプレイヤーであり、官に頼る構造は良くない」...