JATA、金融庁に意見−海外旅行保険で安全性の観点から論点を指摘
日本旅行業協会(JATA)はこのほど、金融庁に対して保険業法の見直しについて意見書を提出した。これは金融庁が開催する金融審議会の保険の基本問題に関するワーキング・グループにおいて、海外旅行保険の引受金額が高額であり、保険金を目当てにした犯罪も起こりうるというモラルリスクの指摘、15歳未満の未成年者に対する死亡保険、保険申込みの場合に家族旅行等であっても全員の同意を得る名寄せをおこなうといった対応が議論されていることを受けたもの。このうち、未成年者について家族揃って旅行に行く状況から、モラルリスクの起...