日本航空、本業の航空事業は改善、最終損益は繰延税金資産取崩し純損計上へ
日本航空(JL)は5月9日に公表を予定している平成19年3月期(平成18年4月1日〜平成19年3月31日)決算において、2月に発表した予想を修正した。これによると、売上高は339億円増加となる2兆3019億円、経常利益は200億円増の205億円、当期純利益は5億円の予想から162億円の赤字とする。同社では先ごろ発表した中期経営計画から着実に収益回復しているとの見方を示しており、特に航空運送事業を中心にした売上高の増加、および営業利益で99億円増となる229億円を達成する見通しだ。今回の修正では主に、...