ドバイ、団塊・シニア層の需要喚起のため「文化」的要素を訴求

  • 2007年4月27日

ドバイ政府観光・商務局は、団塊・シニア層へ文化的な観光資源を積極的に訴求していく。同政観は「ラマダン」に焦点を当てたキャンペーンを展開する予定だが、こうした背景には文化への理解を高めていく必要がある。ドバイ政観・日本代表のグレン・ジョンストン氏は「砂漠や海だけでは、他のデスティネーションとの差別化を図りにくい。世界遺産のある場所と比べれば、(団塊・シニア層の)旅行客は別のデスティネーションを選ぶ可能性が高い」という。具体的な資源の例として、1800年代の建物の保護区域であるドバイ郊外の「バスタキヤ」...