JTBF、海外旅行は「チャンス」機、市場は男女40代の伸びと20代下げ止まりで拡大か

(財)日本交通公社(JTBF)は海外旅行動向シンポジウムを開催、夏以降の動向について明るい見通しを示した。JTBF主任研究員の黒須宏志氏は昨年の反日デモの影響は業界に危機的な状況であったとしたが、「ピンチのあとにチャンスあり」と回復を示唆した。この論拠として昨年の性年代別の伸び率について男女ともに40代の出国率が伸び(男性5.4%増/女性10.2%増)、20代の男女についても特に20代前半で減少に歯止めがかかる傾向(男性:20代前半2.9%減、20代後半6.5%減/女性:20代前半1.1%減、20代...