TCSA、「添乗員の重要度が高まる」とトップの認識、業界全体へ波及に好機
日本添乗サービス協会(TCSA)はこのほど、通常総会を開催、平成18年度事業計画案などを採択した。TCSAは今年で20年を迎える節目の年。添乗員の待遇改善など大きな課題を抱えるものの、旅行には欠かせない重要な役割を果たすことが、旅行業界の一部にも強く認識されつつあり、こうした機会を捉えて業界全体に波及していけるかが問われる年となる。総会終了後の懇親会の席上、挨拶に立った国土交通省総合観光政策審議官の柴田耕介氏は「添乗員は旅の演出家で、いわゆる『旅先案内人』。消費者の多様化するニーズの中でサービスの高...