旅行業公取協、昨年の違反事案9件と増加、不当表示の未然防止が課題
旅行業公正取引協議会は22日、第21回通常総会を開催し、平成16年度事業報告および同収支決算、平成17年度事業計画および収支予算案を原案どおり承認した。募集型企画旅行の表示に関する公正競争規約の改正については、公正取引委員会の認定を受ける必要があるが、理事会に一任する。また、今期は役員の改選期で、新たに協議会会長にグローバルユースビューロー副社長の古木康太郎氏が就任した。新たに会長に就任した古木氏は「旅行は形のない商品で、協議会の役割は公正に競争する意味で重要。昨年は従来に無く違反件数が多かったが、...