IATA、今後4年間の予測で国際線旅客需要は毎年平均6%の伸び
国際航空運送協会(IATA)はこのほど2004年から2008年の旅客需要が年平均6%増を記録する予測を発表した。今年は前年比11%増の旅客数だが、SARSによる需要減退からの回復。今後の伸びの主力要因は世界全体での経済成長、各市場の自由化が進んでいることと分析。中でも重要市場となるのは中国とインドで、旅客需要の増加に大きく貢献し、アジア太平洋地区内の伸びは年平均8.3%増を見込む。中国に限ると12.5%増となる見込みだ。このほか、旅客需要の増加率が高いのはポーランドの11%増、ハンガリーの9.6%増...