成田、中部の影響薄く、韓国線は注視へ、旅客数10月単月で過去最高記録

  • 2004年11月26日

成田国際空港代表取締役社長の黒野匡彦氏は26日の定例会見で、中部国際空港開港の影響について、旅客便は「大きな影響を受けない」と言及した。これは名古屋空港の国際線に上乗せ分が加わる運航路線が発表されている現状を受けた発言。貨物便についても、「現在の取扱量の成長を止める程ではない」と影響は軽微に留まる見込み。ただし、黒野氏は韓国線について羽田発の定期チャーター便が就航した影響もあり、成田発の旅客、発着数の伸びが留まっていることから、「羽田の存在は気になる」と語る。韓流ブームは羽田、成田を合わせると双方で...