JTBF、海旅動向シンポで海旅市場の変化指摘、女性層の需要喚起を示唆
財団法人日本交通公社(JTBF)は26日、第9回海外旅行動向シンポジウムを開催した。この中で市場動向を分析したツーリズム・マーケティング研究所主席研究員の磯貝正弘氏は昨年の特徴として50代、60代の旅行動向が鈍かったことを指摘。また、今年1月から4月の動向についても、前年比で女性20代が9.6%減、女性50代が12.4%減、女性60代が6.9%減と海外旅行意欲が減退している。これは海外旅行に占める女性の割合が1999年をピークとして減少する傾向があり、米国同時テロやSARSの発生は「あくまで市場の動...