JATA・DI値調査、「底は脱する」もデスティネーション別では回復感に差

  • 2004年4月8日

日本旅行業協会(JATA)はこのほど、2月25日から3月9日にかけて旅行会社303社からの回答を得た「2004年3月期第8回旅行市場動向調査」をまとめた。この調査によると、現在の海外旅行のDI値はマイナス46ポイントとなり、前回調査の12月時点で3ヶ月後を予想した値から25ポイント下回り、回復が期待通りではないことが明らかとなった。ただし、多数のコメントで「底から脱している」と、最悪の時期は実感として脱している模様だ。問題となるのは、不調の要因。これは大方の意見として、アジア方面での鳥インフルエンザ...