米、10月から運用予定の生体識別情報記載パスポートで適用延期を模索?

  • 2004年2月12日

アメリカ政府当局者がこのほど、国土安全保障省が中心に「記載情報が機械で判読できる旅券(MRP)」を適用するプログラムの一環として、指紋採取を実施する「US-VISIT」の状況や10月以降に実施予定の生体認証技術を利用するバイオメトリック・パスポートの見通しなどを語った。1月5日から開始した指紋採取機(スキャニング機)の運用については、1月末まで60万人がアメリカ到着時の空港で手続きを行っており、国土安全保障省のエイサ・ハッチンソン次官がアメリカ議会で「目立ったトラブルは無く、空港での手続きが遅れてい...