関空、旅客の回復は「一歩後退、二歩前進」、開港10周年でイベントも実施
関西国際空港代表取締役副社長の平野忠邦氏は今年の概況を振り返ると共に、年末年始の概況や今後の運営方針を語った。11月の旅客数は速報値で前年比4%減の81万4600人であるが、11月の第3週は前年比3%増、その後、若干減少するが12月には5%増を記録する「一歩後退、二歩前進の状況」(平野氏)という。便数は旅客動向に連動し、11月は3%増となっており、SARSの再発は懸念材料となるもののしばらくは上向き基調に向くと見ている。ただし、問題は国内線の乗入れが減少していること。平成8年9月には33路線、一日8...