中国、新たな世界自然遺産と世界文化遺産が誕生、合計30ヶ所に

  • 2003年7月8日

中国の「三江併流」自然景観がユネスコの世界自然遺産に、「明の十三陵・明孝陵」が世界文化遺産に登録された。「三江併流」は青海/チベット高原地区にある、怒江と瀾滄江、金沙江の3つの大江の合流点。4.1万平方キロメートルもある合流区域は高原地貌を持つとともに、16の少数民族の合同居住地という、世界でも類を見ない民族、多言語、多宗教と多風俗が共存する地である。また、「明の十三陵」は北京市内から44キロメートル離れた昌平県の風景秀麗な天寿山のふもとにある明朝の13人の皇帝の陵墓で、雄壮な地上建築の長陵と地下宮...