JATAマネジメントセミナー、エコツアーの概念利用しツアー造成に期待
日本旅行業協会(JATA)は「エコツアーの現状と旅行業界のかかわり方について」と題し、マネジメントセミナーを開催した。日本エコツーリズム協会理事の高梨洋一郎氏、広瀬敏通氏が講演を行い、「今後は市場から要望の目的志向の高いツアーの造成にあたり、エコツーリズムの概念を活用すること」を提案した。「エコツアーとしての市場規模は日本の旅行全体の10%までには高まる」(広瀬氏)と予測されるが、旅行市場の現状はエコツアーが各社からいくつかの商品が造成された程度である。しかし、社会全体での方向としてはエコに対する関...