【インバウンド】「三越伊勢丹」では7億円の追加徴税も・・訪日回復の一方で横行する不正免税、事業者側の適切な対策とは?
日本政府観光局(JNTO)の発表によれば、2023年8月の訪日外国人観光客数(インバウンド)は、215万6900人と、3カ月連続で200万人を上回り、新型コロナウイルスの流行前である2019年8月水準の86%に達し、新型コロナウイルス感染拡大以降、初めて80%を超えました。この背景には、円安や滞在期間の延長が影響しており、訪日外国人観光客の消費金額も上昇傾向にあります。インバウンド回復の兆しが見える一方、いわゆる転売ヤーなどが免税制度を悪用し、免税品を購入して国内で販売する不正行為が問題となっていま...