日本航空、「SKY SUITE787」と冬の機内食メニュー

  • 2014年12月11日

 日本航空(JL)はこのほど、ボーイングB787-8型機の新仕様機材「SKY SUITE787(スカイスイート787)」と冬の新機内食メニューを公開した。スカイスイート787は12月1日から成田/フランクフルト線、2015年1月1日から成田/ニューヨーク線で運航を開始。新機内食メニューは12月1日から、欧米線、豪州戦、東南アジア線で提供を開始する。今回は、報道関係者向け内覧会から、機内の様子と冬の新機内食メニューを写真で紹介する。

  • 新仕様のB787-8型機「SKY SUITE787(スカイスイート787)」。今後は、国際線の中長距離路線を中心に投入。2015年度から運航予定のB787-9型機にも順次導入を予定している

    B787-8型機

  • ビジネスクラスの座席数は38席。配列は2-2-2で、ベッドの長さは約188センチメートル。仕切りを設け個室感の高いデザインにした

    ビジネスクラス

  • ビジネスクラスには完全フルフラットシートを導入。スカイスイート専用に作られた高反発マットレスと枕「エアウィーヴ S-LINE」を導入している

    ビジネスクラスのシート

  • プレミアムエコノミーは座席数35席で、配列は2-3-2。座席幅は約49センチメートルで、座席ピッチは107センチメートル

    プレミアムエコノミー

  • シートは前席の背もたれが倒れてこない構造を採用。ペットボトルホルダー、カップホルダーを設けた

    プレミアムエコノミーのシート

  • プレミアムエコノミーには、12.1インチの新型タッチパネル式個人モニターを採用。また、同クラスを含む全クラスの個人モニターで、新サービスとしてモニターでのスワイプ操作が可能なシステム「MAGIC-VI」を提供する

    プレミアムエコノミーの個人モニター

  • エコノミークラスは、スカイスイート787専用に開発した新座席。座席数は88席で、配列は2-4-2の横8席

    エコノミークラス

  • 座席幅は今までのB787-8型機から5センチメートル拡大し、48センチメートルに

    エコノミークラスのシート

  • エコノミークラスのシートを倒した状態。座席ピッチは5センチメートル増の84センチメートルまで拡大した

    エコノミークラスのシート

  • スカイスイート787はスカイスイートシリーズで初めて、全クラスに温水洗浄機能付き便座を設置。ただし、最後方のトイレには設けていない

    トイレ

  • コックピットの様子。なお、B787-8型機では国際線機内インターネット接続サービスの「JAL SKY Wi-Fi」を2014年度末から順次提供する予定

    コックピット

  • 「胃にもたれないフレンチ」をコンセプトに、シェフの下村浩司氏がプロデュースした洋食メニュー。日本発シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、シドニー、ジャカルタ線のファーストクラスと、成田発バンクーバー、モスクワ、シドニー、クアラルンプール、デリー、ハノイ線、羽田発シンガポール、バンコク線のビジネスクラスで提供

    ファースト・ビジネスの洋食

  • ファーストクラスとビジネスクラスが対象の「黒毛和牛フィレ 江戸甘味噌だれ ヘーゼルナッツ風味」。日本発シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ線で提供する

    ファースト・ビジネスの和食

  • 創作料理店「ヤマダチカラ」のシェフである山田チカラ氏がプロデュースした洋食メニュー。日本発シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シンガポール、ホーチミン、バンコク、ホノルル線のビジネスクラスで提供する

    ビジネスクラスの洋食

  • 「スープストックトーキョー」とコラボレーションした「AIR スープストックトーキョー」。成田発シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー線、羽田発ロンドン、パリ線のプレミアムエコノミーとエコノミークラスで提供

    エコノミークラスの新メニュー