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写真で知る香港の今、観光への影響見られず【速報】

  • 2014年12月2日

 香港政府観光局(HKTB)とキャセイパシフィック航空(CX)は11月27日から30日にかけてFAMツアーを実施した。学生のデモによる混乱が大きな注目を集めている中で、ツアーには関西、中部、福岡の旅行会社から37名が参加。

 出発前日に旺角での道路占拠が強制排除され、帰国当日の夜からは金鐘(アドミラルティ)でデモ隊と警察による衝突が続いていると報じられるなど事態は流動的であるものの、FAMツアーの旅程についてデモによる影響を感じる機会は皆無。まずは速報としてFAMツアーで撮影してきた写真をまとめ、それらを通して現地の状況を紹介する。

取材協力:香港政府観光局(HKTB)、キャセイパシフィック航空(CX)

  • シンフォニー・オブ・ライツも平常通り実施されている

    香港の夜景1

  • デモ隊の3つの拠点のうち旺角は11月26日に強制排除された

    旺角

  • 強制排除の翌日、27日に訪れた時点ですでに痕跡が微かに残る程度だが、警察官や警察車両は少なくない

    旺角付近

  • セントラル/アドミラルティエリアの地図。主に青い網掛け部がバリケードで囲われていた(地図はHKTB資料より。網掛けは編集部で加工)

    地図

  • アドミラルティ駅付近。残念ながら銅鑼湾(コーズウェイベイ)の拠点を訪れることはできなかったが、ここが最大の拠点とのこと。27日午後の時点で緊迫感は感じられず、観光客が記念撮影する姿も

    占拠現場(アドミラルティ)

  • セントラル側(地図上西端)から撮影。ここから数百メートルはもぬけの殻となっている

    占拠現場(セントラル側)

  • セントラル駅の付近を行き交う市民やビジネスパーソン、旅行者。ここから200メートルほどの距離で占拠がおこなわれているとは到底感じられない

    セントラル付近

  • 午前9時頃にも関わらず人出の多いアベニュー・オブ・スターズ。地元または本土の住民が多かった印象

    アベニュー・オブ・スターズ

  • 生活は普段通り変わらず営まれていると思われる1枚

    Life as Usual

  • スカイ100の展望台には、おそらく幼稚園児と思われる児童の集団がレクリエーションで訪れていた

    スカイ100展望台

  • 注目の新スポット「PMQ」のカフェ。PMQは「Police Married Quarters」の頭文字で、かつて既婚警察官の宿舎だった建物が再開発されたもの。デザイナーやアーティストが自らのプロダクトやサービスを販売する場となっており、来訪者もファッションに敏感な層が多く見られた

    PMQのカフェ

  • スーパースター・ヴァーゴのショー。客層は香港の地元住民が多いとのことで、こちらも普段通りの余暇を過ごしていることが分かる

    スタークルーズのショー

  • 香港島南端のスタンレーで撮影。映画「もういちど逢いたくて 星月童話」に登場するレストランも

    スタンレー

  • ジェニーベーカリー尖沙咀店に並ぶ。回転が速いため10分ほどで購入できたがまさに長蛇の列(写真中央)

    尖沙咀

  • ビクトリアピークへのケーブルカーを待つ人々。この日は生憎の曇天で全く夜景を観られなかったにも関わらずこの混みよう

    ビクトリアピーク

  • マダム・タッソー館も多くの人で賑わっていた。展示されるドラえもんやキティちゃんなど日本のキャラクターと記念撮影する人々の姿に、変わらぬ「親日度」を感じる

    マダム・タッソー館

  • 香港の街々はクリスマスに向け電飾も模様替え

    香港の夜景2

  • セントラル付近で年内に開業予定の観覧車。稼働すると夜景がさらに美しくなると期待されている

    新観覧車

  • 寶蓮寺に上るゴンピン360も例によって長蛇の列。7月に新アトラクションも誕生しており、訪問時にはブルース・リーとその師匠、イップ・マンをテーマにしたショーを観劇。個人的にはこれまで観た同種のショーで最も満足度が高く感じた

    天壇大仏・寶蓮寺1

  • 天壇大仏への階段。訪れている人々の風貌は様々で、各国からの旅行者が訪れていると思われる

    天壇大仏・寶蓮寺2