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欲しいお土産、選べてますか? 旅行会社への提案-インプリージョン オダギリサトシ氏

  • 2022年6月28日

旅行業界がお土産開発してみたら?

前項に書いたような
残念なお土産が幅を利かせている理由は
たとえイマイチでもそれしかないから最低限だけ買う
という現状が
真綿で首を絞めるがごとく長く続き
社会のニーズにキャッチアップする変化を生み出しにくくなっているからです。

そりゃ右肩下がりになるでしょう。
(どっかの業界の状況も同じですね)

そしてもう一つ
地域側の開発力の弱さもそれに拍車をかけています。

地方だけでは主に大都市などの他の地域から来た
・買う側
・あるいは買わなかった側
の気持ちをなかなか理解できないのです。

ならば
発地側のニーズをよく知っているはずの旅行会社から
地方に対して「喜ばれるお土産物開発」を提案してはどうでしょうか?
けっこう喜ばれると思いますよ

さてここで恒例の質問コーナーです。

こんなお土産が好きという単純な質問より
もう一歩突っ込んで

ご自身が最近どこかに行かれて
お土産などを見たものの
買わなかった理由を教えてください。

欲しいものがなかったなら
どのようなものがあれば買ったのか?

○○(可能なら具体的な地名)に行ってきたけど
何も買わなかった理由
買いたいものがなかったが何かで妥協した理由

などをお聞かせください。

余裕があれば
○○でこんなお土産物を作ったら絶対に喜ばれるし売れるぜ!
ってアイデアなんかも呟いてみてください。

オダギリ サトシ
株式会社インプリージョン代表取締役。旅行会社向けに大阪の着地型旅行商品をODM開発する他、全国各地の自治体の観光集客アドバイザーや委員を務める。大阪商工会議所ツーリズム振興委員、「世界に誇る観光地を形成するためのDMO体制整備事業」の専門人材、観光庁「広域周遊観光促進専門家」。