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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク、「新型コロナウイルス」の影響‐続報 (11/07の状況)

  • 2021年11月8日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークの状況をお知らせいたします。

日本の厚生労働省・各自治体が発行する「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」(和英)は、アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク入国時に有効であることを確認済みです。

また、日本で受診・発行のPCR陰性証明書は、アイスランド及びフェロー諸島にて有効です。

欧州乗り継ぎ地も含め、検疫・出入国要件に関する最新情報は、必ず渡航前にご利用の航空会社や各国大使館にご確認ください。

■ アイスランドの状況

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

ワクチン接種完了者のみ、入国・旅行ができます。

2回目の接種から14日以上経過した「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」、

日本出発前72時間以内に日本で受診・取得した「PCR検査陰性証明書」及び

日本出発前72時間以内に以下のURLから事前登録してバーコードを準備し

アイスランド行き航空便の搭乗手続き時、及びケフラビク空港到着時に提示することで入国が可能となり、旅行者は空港到着時のPCR検査は不要です。

但し、7日以上滞在する業務渡航者は、空港到着時にPCR検査が必要です。その場合、ケフラビク空港到着後、鼻と喉で検体を取る無料のPCR検査を受け、約8時間後SMSで結果の通知を受け取ります。

→ 事前登録フォーム(visit.covid.is: Registration)

 https://visit.covid.is/registration/

出国の搭乗手続き時は、事前に予約を取った上で出発の72時間前以内にレイキャヴィクにてPCR検査を受けます(有料、7,000 ISK)。その結果が約8時間後~最長36時間以内に出るので、その陰性結果を踏まえ、原則、日本の厚生労働省指定の陰性証明書を作成(有料、5,895 ISK)~受領後に空港での手続き時に提示しアイスランドを出発する必要があります。なお、アイスランドで発行される陰性証明書も必要要件を満たしているため、日本帰国時の検疫をクリアできることは確認済みです。

出国前のPCR検査で陽性となった場合には隔離施設で療養後、PCR陰性証明書を取得し上記手順に従い出国が可能となります。

昨今の感染者数増を受けて国境の規制を2021年1月15日まで延長します。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況

新規陽性者数は国内検査で167名、入国時PCR検査を受けた人の中での陽性者は12名、現在隔離中の感染者1,790名。入院者は16名、うち集中治療室に入っている人は5名、死亡者数累計は34名です。

感染の疑いのある国内の自主隔離者数は1,096名、入国者の自己検疫者数は274名で自宅等で経過観察中です。感染者累計は14,255名です。

人口の75.5%が2回目のワクチン接種を完了し、1回目を含めると国民の76.7%が接種を完了、66,842名が3回目のブースター接種を完了しております。

感染増を踏まえ、2021年11月10日(水)より国内の規制が見直されます。

アイスランド航空がPCR陰性証明書なしでアイスランドに入国できるよう、政府に要請しております。

■ フェロー諸島の状況

◎ 出入国時の検疫要件

昨年2020年7月以来、日本から入国&旅行が可能となっておりましたが、本年4月01日以降は、2回目のワクチン接種後8日を経過すれば、空港到着時「ワクチン接種証明書」及び「入国前2日以内に受けたPCR検査陰性証明書」を提出すれば、即旅行が可能となる運用が継続しております。

到着2日後に一回(無料)のPCR検査の受診を医療最高責任者が強く推奨しております。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

現在の感染者数は654名、これまでの感染者数累計は2,615名となっています。検疫中の人は674名、入院者は6名、死亡者数累計は5名です。

12歳以上の人口で見ると、現在85.4%が2回目の接種を終え、1回目を含めると90%が接種を完了しております。

感染増を踏まえ、公共交通機関でのマスク着用が義務化されます。

アトランティック航空のフェロー諸島~コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日11月07日は4便が運航しております。

■ グリーンランド

◎ 出入国時の検疫要件

9月06日より2回目のワクチン接種済み旅行者は、コペンハーゲンでの搭乗手続き時に「接種後14日経過したワクチン接種証明書」及び「入国前72時間以内に受診・取得したPCR陰性証明書」を提出し、「Summut用紙」を電子申請すれば搭乗・入国が許可され、到着時のPCR検査や入国後の自己隔離は免除され、即旅行が可能です。

なお、PCR検査については日本で受診したものは有効とされません。

北欧諸国に加え、11月01日以降はEU諸国、スイス、ルクセンブルグ、英国で受けたものが有効とされ、デンマークで受ける場合はコペンハーゲン空港内で受ける必要があります。

また11月01日以降は、Sumut用紙記入が不要となりました。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

現在の感染者は69名、死亡者は0名、累計の感染者数は859名、国立病院の入院者は0名です。

現在人口の66%が2回目のワクチン接種を完了、1回目を含めると71%が接種を完了しております。

機内・空港・公共交通機関でのマスク着用が義務化されております。

2021年7月01日よりコペンハーゲン~カンゲルルスアーク線が週4便となり、日本を含め外国人は1便223名まで搭乗でき、デンマークからの1週間の入国者数の制限が撤廃されております。

なお、ワクチン未接種者は、国内線への搭乗が不可となっております。

■ デンマーク

日本はEU渡航基準を超えているため、現在も「オレンジ国」に分類されております。

◎ 出入国時の検疫要件

日本からは、10月25日以降はPCR検査の陰性証明書の提示が不要となり、所定の「ワクチン接種証明書」(接種後14日経過、1年経過してないこと)の提出により、到着後の隔離も不要、宿泊を伴う場合も含め乗り継ぎが可能です。

※参考: デンマーク政府の旅行者向けホームページ

 → Travelling to Denmark as a tourist

  https://en.coronasmitte.dk/covidtravelrules

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

国内の各規制が全て解除されております。

デンマークの現在の感染者数は28,632名、入院者数は282名で、うち40名が集中治療室に入っております。死亡者数は2,738名で、PCR検査を受けた累計数は44,565,912件です。

国民の75.3%が2回目の接種を完了、76.5%が一回目の接種を完了しております。

感染増に伴い 一回目の接種者数が増えてきております。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会