タイ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のタイの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年11月01日時点の感染者数累計は1,912,024名
(うち1週間あたりの新規感染者は、バンコク 61,542名、プーケット 488名)
■ 規制・宣言・外出制限
* 非常事態宣言の期間が2021年11月30日までとなりました。
今回で14度目の延長となります。
◎ バンコク
2021年10月16日より、夜会外出禁止令が緩和され、外出不可の時間帯が
23:00~翌03:00に短縮されました。
◎ プーケット
パブ、バー、娯楽施設は最短11月15日まで閉鎖となります。
■ 入国・外出制限
ビザ(査証)無し渡航・観光での渡航が可能。
ワクチンの規定回数接種を終えた渡航者は、バンコクを含む指定地域では観光を含む隔離無し渡航が可能。但し
* PCR検査結果
* 現地到着後1泊指定ホテルへの宿泊を証明する予約確認証
* 5万USドル以上補償額の旅行傷害保険への加入
* 72時間前のPCR検査
が必要。
■ 行政・その他機関からの発表
◎ バンコク
11月01日より、
* ワクチン接種者に関しては所定の手続きの上で隔離無しでの渡航を再開。
* 危険地域の区分変更を実施。
ダークレッドゾーン 7県、レッドゾーン 38県、オレンジゾーン 23県
イエローゾーン 5県、ブルーゾーン 4県(バンコク・クラビ・パンダー・プーケット)
* ダークレッドゾーン以外の夜間外出禁止令を撤廃。
* 飲食店の営業
ダークレッドゾーン 22:00まで
レッドゾーン 23:00まで
オレンジゾーン 23県、イエローゾーン、ブルーゾーンは通常営業可能。
* 飲食店でのアルコール提供
ダークレッドゾーン、レッドゾーン、オレンジゾーンは禁止
イエローゾーン、ブルーゾーンは可能(条件付きの可能性あり)
* パブ、バー、カラオケ、娯楽施設はは引き続き営業禁止。
* 各種学校の対面授業の再開
◎ プーケット
プーケット・サンドボックスについて
〔隔離なし(1泊)対象〕
* 低リスク国63ヵ国に渡航前21日以上滞在していること(タイ在留邦人は21日以下でも可)
* 航空機で入国すること
* 自国のタイ大使館からタイランドパスまたはCOE(入国許可証)、査証(必要あらば)を取得
* ワクチン完全接種証明書(出発から起算して14日以上経過、1年未満が条件)
* 出発の72時間以内にPCR検査で陰性を証明できる書類が必要
* コロナ感染関わる5万USドル以上の補償が付いた保険に加入していること
* T.8フォーム 健康申告書
* 指定の隔離ホテル(SHA+orAQ)に1泊分予約をし、その支払い確認証を提示する事
* コロナ罹患歴がある場合、完治から3ヵ月以上経過していることを証明できる書類があること
* タイ到着後、PCR検査を1回受けること(ホテル代金に含まれる)
* 全ての旅客は「Thailand Plus」と「Mor Chana」アプリケーションをインストールし、
滞在中の場所の共有が必要。
以下、11月01日適用の防疫措置
* 娯楽施設(バー、ビリヤード場など)の閉鎖
* マスク着用義務化(2万バーツを超えない罰金あり)
■ ワクチン接種・計画状況
2回目の接種を終えた国民が全人口の42%。
* バンコク
70%以上が接種を完了
* プーケット
1回目 85%、2回目 77%、 3回目 60% が接種を完了。
■ 街中の様子
◎ バンコク
2021年11月からの隔離無し渡航再開、並びに国内での大幅な規制緩和発表を受け、その前日となる10月最終週は市内で多くの人出が見られました。渋滞に関しても週末の渋滞状況としてはコロナ前とほぼ同等の渋滞状況が見られ、多くの人が買い物や外食等を楽しんでいる様子がうかがえています。
一方で空港に関しては引き続き渡航者は少ない状況が続いており、今後の渡航者増加が期待されています。
◎ プーケット
2021年11月01日から、バンコクを始め、南タイのプーケット、クラビ、パンガーの3県がブルーゾーンとして選ばれ、ワクチン完全接種済みの外国人渡航者の隔離なし(厳密には最低1泊必要)による受け入れを開始します。
島内の新型コロナウィルス感染も落ち着きを取り戻しており、前週と比較しても50%程減少しました。
街の様子は10月以降活気が戻って来ており、年末年始に向けて観光業界ではホテルや商店の再開が期待されます。
以上、ご注意ください。