「大地の芸術祭」の舞台でSDGsを学ぶ 越後妻有里山協働機構、中高生向けに体験学習プログラム
越後妻有里山協働機構(新潟県、北川フラム理事長)は今年度から、中高生向けにSDGsを学ぶ体験学習プログラム「『大地の芸術祭』に学ぶSDGsフィールドワークプログラム」の提供を始める。アートフェスティバル「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」開催地ならではの学びを込め、SDGsへの第一歩を踏み出してもらう。
同機構は「大地の芸術祭」の運営からイベント後の作品などの通年事業運営などを手掛ける。これまでも越後妻有エリアを舞台に、アートを活用した地域づくりを学ぶ教育旅行企画を実施してきた。
今回は、SDGsをテーマにした中高生向けプログラム。地域との協働によるアートイベントを通して農業、食文化の魅力を伝える芸術祭の運営に関わる人々が学びをサポート。これら人々との交流を通して子どもたちの主体性を引き出す学びの機会を提供する。
自然・農業の価値をアートで発信する「まつだい『農舞台』フィールドミュージアム」(十日町市)が舞台。「大地の芸術祭」のストーリーから、持続可能な地域づくりや農業の後継者不足といった地域の課題とSDGsを学ぶ事前学習、アートのある里山の探索、関係者へのインタビューなどのプログラムを通して「SDGsの種」を見つけ出すフィールドワークとなっている。全国でSDGsに関する体験学習を提供するRidiloverが監修する。
問い合わせは同機構電話025―761―7749。詳細請求はhttps://forms.gle/hddVNR1Tm7SLciU59から。
里山のアートから学びを深める
情報提供:トラベルニュース社