ベトナム、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年7月20日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のベトナムの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年7月19日時点のベトナム国内の総感染者数は53,830名

■ 行政・その他機関からの発表

◎ ホーチミン市、2021年8月01日まで厳しい感染防止措置実施延長が決定

ホーチミン市では、2021年5月31日より社会隔離を実施しているものの感染を抑えることができず、1日で700~800名前後の感染者が増加する日もあることから、政府はより厳しい感染防止措置の実施を決定しております。

感染防止措置の違反を厳格に処理し、違反に対しては行政政処罰を実施するとしております。

行政政処罰の例としては以下のとおりです。

* 真に必要な場合に該当せずに外出する者に対して、100万~300万ドンの罰金。

* 対面する際に2mの間隔を確保しない者に対して、100万~300万ドンの罰金。

* 職場、学校及び病院以外の公共の場で2名以上で集合する者に対して、

 個人には1,000万~2,000万ドン、団体に対しては2,000万~4,000万ドンの罰金。

* マスクを着用していない者に対して、100万~300万ドンの罰金。

* 飲食テイクアウトの営業

 個人には1,000万~2,000万ドン、法人には2,000万~4,000万ドンの罰金。

なお、以前ニュースになっていた、ベトナム国内でインド型と英国型のハイブリッド変異株の件に関しては、研究の結果、インド型からのみ派生した新型であることが発覚しております。

■ 主要都市における感染防止措置の状況

◎ ホーチミン

* 全ての住民は、自宅で待機すること。

 不用意に外出した場合、罰金の対象となります。

* 食料品、薬品の調達や緊急の目的のみ外出が認められる。

* 人と接触する際は2m以上の間隔を保つ。

* 原則として公共交通手段による旅客運送を停止。

* ホーチミン市から各省市を訪れる全ての人は、各省市に到着後7日間は自宅療養(待機)期間とし

 その後7日間は健康観察期間とする。

 なお自宅療養期間中には、2度のPCR検査を義務付ける。

* 飲食店は全て一時閉鎖とし、7月09日よりデリバリーも禁止。

* 現在、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは食品が品薄になっており、

 食材を入手することが徐々に困難となっている。

◎ ハノイ

2021年7月13日より適用

* レストランでの飲食禁止。

2021年7月19日より適用

* 職場での勤務、生活必需品や医薬品の購入、急病や災害等の緊急事態など、

 真に必要な場合を除き、自宅に留まること。

* 人との接触時には、最低でも2mの間隔を維持すること。

* 職場、学校、病院以外の場所で5人を超えて集まらないこと。

* 不要不急の営業活動を全て停止すること。活動が許可されるのは、

 工場、道路工事現場での活動、

 生活必需のサービス、

 物品(食料、医薬品、電力、水道、燃料、ガソリン等)の販売業、

 飲食店(持ち帰りのみ)、

 銀行や企業を支援する活動に直接関連するサービス(公証役場、弁護.、検査、登録手続等)、

 証券、郵便、通信、輸送、貨物輸出入、病院、葬儀等

◎ ダナン

2021年7月15日 正午より、市内での海水浴を禁止が決定。

この他、屋内外でのスポーツ活動も禁止となり、美容室と理容室の営業も一時停止となった。

また、不要不急のサービスも引き続き営業停止となっている。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会