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【スイス現地レポート】大幅な規制緩和で、美しい夏シーズンを満喫できる状態に

マッターホルン観光の新施設、グレッシャー・エクスプレスの最新情報も

グレッシャー・エクスプレス、1等、2等車もリニューアル
乗車中の時間をより豊かにするウェブコンテンツも

 ツェルマットから発着するスイスを代表する観光列車グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)の進化も見逃せません。ツェルマットとサンモリッツ間の人気ルートを結ぶ同列車には、2019年に1等車よりさらにハイランクの「エクセレント・クラス」が登場しています。コンシェルジュ付きで荷物を運ぶ心配などもなく、各地の食材を使用したコースメニューランチやアフタヌーンなど、ハイエンドなサービスを提供する車両です。

 その車両のデザインに合せて、通常の1等と2等車もデザインが一新され、自然の木目を生かしたシンプルでモダンなものになりました。変化したのはデザインだけではありません。各車両には現在地などが表示されるスクリーン、そしてWiFiも新たに設置されています。そのWiFiにスマートフォンやタブレットをつなぐことで、車内のみで閲覧可能なグレッシャー・エクスプレスの独自ウェブコンテンツを見ることができるようになりました。

新しいデザインの1等車。2等車も同じデザインで、座席配置が2席+2席。

木目を活かした車両デザイン。車両間には列車の歴史コンテンツを搭載した大型タッチスクリーンも。

 このウェブコンテンツは、エクセレント・クラスの登場に伴い開発されたもの。日本語選択も可能で、車内での食事や飲み物の注文もこのサイト上からできるほか、乗車中の位置情報と車窓からの見どころが表示されるマップ、乗車ルートに纏わる食事やワイン、そして人々のストーリー動画なども掲載されています。このコンテンツを活用することで、グレッシャー・エクスプレスの乗車時間がより一層便利で充実したものになるでしょう。

常に現在地が表示され、見所を逃さない工夫が。見所の情報も合わせて表示され非常に便利。

 2020年より徐々にこの1等車と2等車のリニューアルが行われきましたが、現時点では全てのグレッシャー・エクスプレスがこの新しい車両に変更されているとのことです。また、コロナ禍で一時運休していたエクセレント・クラスも6月より運行再開されています。

ディゼンティス通過中。車窓からはお花畑の絶景が!

取材協力:スイス・トラベル・システム、スイス政府観光局