【カンクン現地レポート】50代まで広がるワクチン接種、世界旅行ツーリズム協議会も開催
世界でワクチン接種が始まり、人々が活発に動き始めています。ここカンクンもワクチン接種が早いペースで実施されています。6月15日現在のキンタナロー州のワクチン接種状況は下記の通りです。
キンタナロー州主要都市ワクチン接種者数合計 548,830名(感染者数 29,660名)内訳・カンクン:242,15名・チェットマル(州都):104,748名・プラヤデルカルメン:74,286名・コスメル: 43,411名・トゥルム:11,652名
ビーチの状況
現時点のカンクンの危険度は第3段階のオレンジ色(編集部注:感染危険信号は危険度が高い順に赤、オレンジ、黄、青)。特に入場制限等はありませんが、感染者数が増加すれば第4段階になり、昨年3月から9月のような入場禁止の措置が取られます。最近は米国からの観光客数も増え、週末になるとカンクン市民もビーチに出かけるので人出は多く、コロナ禍ではないのでは?と感じます。
ホテル宿泊客の動向
カンクンおよびリビエラマヤを含む近郊のホテルの稼働率は高く、営業可能数ギリギリで対応しています。 営業可能数に対しての稼働率が100%のホテルも多く、従業員総出でお客様へのサービス、また衛生安全措置を徹底し、感染防止に努めています。ホテルによっては宿泊数に応じて無料で抗原検査を実施しているところもあります。街中にも多くのPCR検査所や抗原検査所ができ、簡単に検査を受けられる環境が整っています。
観光地、ツアーの受け入れ状況
マヤ遺跡、テーマパーク、マリンスポーツ施設、ゴルフ場など、人数制限はありますが、例年と変わらない程度に戻り、営業しています。マスク着用や抗菌ジェルの使用、検温は100%徹底されており、どこも感染対策は十分に行っているので入場者も安心してツアーなどを楽しんでいます。「ジンベエザメシュノーケリング」も5月末から始まり、9月中旬までの期間限定でジンベイザメと遊泳を楽しむことができます。昨年と同様、密を避けるため乗船人数の制限など規制はありますが、目の前を泳ぐジンベエザメと感動の時間を共有できます。
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