アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (5/17の状況)

  • 2021年5月18日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

今後、アイスランド航空も運航路線を増やし、さらに旅行者数が増えることが予測されております。

ECDCの感染マップでは、アイスランドは再び「オレンジ」から「グリーン」に変わりました。

→ Maps in support of the Council Recommendation on a coordinated approach to travel measures in the EU(europa.eu)

 https://www.ecdc.europa.eu/en/covid-19/situation-updates/weekly-maps-coordinated-restriction-free-movement

4月06日よりアイスランドでは、全ての国から所定の「ワクチン接種証明書」または「完治&抗体保持証明書」を持参し、入国時にPCR検査を受け陰性となれば即旅行が可能となる運用が始まっております。

グリーンランドとフェロー諸島の2国だけが安全国と認定され、証明書、自己検疫、PCR検査なしで入国可能です。

オーストラリア、ニュージランド、ルワンダ、シンガポール、タイ、韓国の6ヵ国からは、

1) 出国前のPCR検査の陰性証明書

2) 入国時のPCR検査(無料)と入国後5日間の自己検疫

3) 入国後5日目の2度目のPCR検査(無料)

の手順を経れば、所定の「ワクチン接種証明書」「完治&抗体保持証明書」が無くても入国・観光が可能です。

ハイリスク国の基準は

1) 過去14日間の10万人当たりの新規感染者数

2) PCR検査の陽性率が5%か否か

の2点ですが、日本は現在もハイリスク国の中に分類され、前述の「ワクチン接種」か「完治後の抗体保持」の所定の証明書が無ければ、入国・観光はできません。

詳細は、在日アイスランド大使館等に正式に確認の上、渡航が必要です。詳細は、下記にてご確認ください。

https://www.government.is/?PageId=699f15e6-a0d1-4cbb-ae03-eee2b367b7f8

4月27日から始まった国境での新たな規制については、下記にてご確認ください。

https://www.covid.is/categories/travel-to-and-within-iceland

新規陽性者数は国内検査で2名、入国者837名の検査で2名、現在隔離中の感染者63名、入院者は4名、うち集中治療室に入っている人は1名で、死亡者数累計は29名です。

感染の疑いのある国内の自主隔離者数は165名、入国者の自己検疫者数は1,361名で自宅等で経過観察中です。昨年2020年2月28日以降の感染者累計は6,548名。

人口の17.5%の65,011名が2回目のワクチン接種を完了し、1回目のワクチン接種済みの人を含めると国民の約4割が接種を終えております。

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レイキャネス半島のファグラダルスフィアトル火山は、噴火開始から61日が経過いたしましたが、現在も活動が続いております。詳細は下記にてご確認ください。

 → Live Feed #2! Iceland Volcanic Eruption - YouTube

  (24時間ライブの映像と音がご確認いただけます。)

  https://www.youtube.com/watch?v=LOJz4aDKSRY

■ フェロー諸島の状況

2回目のワクチン接種後8日を経過した旅行者は、4月01日以降、到着後即旅行が可能です。

現在の感染者数は2名、これまでの感染者数累計は670名となっています。検疫中の人は5名、入院者は0名、死亡者数累計は1名のままです。これまでPCR検査を受けた累計数は259,990名となっております。国民の14.7%にあたる7,824名が2回目のワクチンの接種を完了、36%にあたる19,153名が1回目の摂取を完了しております。

現在のところ、8月第一週までにワクチン接種が完了する予定です。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、昨年7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者の入国と旅行が可能です。

ワクチン非接種者は、入国時に「入国前3日以内に受けたPCR検査の要請証明書の提示」が求められ、同時にPCR検査を受け(有料、1人当たり312クローネ)、自己検疫に入り、入国後4日目に再度無料のPCR検査を受け、結果が陰性となれば旅行が可能です。

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能です。

アトランティック航空のフェロー諸島~コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日5月17日は4便が運航しており、この夏アイスランドへの運航を再開する予定です。 

■ グリーンランド

5月03日より31日まで、日本を含む外国人は1週間あたり600人の入国が可能となりましたが、ワクチン接種有無を問わず、旅行者は到着後5日間の自己隔離が義務化されております。

自治政府は、今年の夏も旅行業界に経済救済パッケージを適用すると発表しております。

現在の感染者は0名、死亡者は0名、累計の感染者数は31名です。これまでPCR検査を受けた累計数は23,785名、国立病院の入院者は0名です。現在、国民の8.68%にあたる6,403名が2回目のワクチン接種を完了しており、8月には予定者へのワクチン接種が完了する予定です。

北西部の米軍基地チューレ内で3名の陽性者が出ております。

コペンハーゲン~カンゲルルスアーク間のエアーグリーンランドの運航が、火・木・金曜の週3便となっております。

なお、日本からの入国要件は下記の通りです。

* 入国前:

 入国前3日以内に受診取得した所定のPCR検査陰性証明書。

 自治政府所定の「Sumut用紙」の提出。

* 入国後:

 5日間の自己隔離とPCR再検査、もしくは14日間の自己隔離(再検査不要)、

 マスク着用等の義務履行。

■ デンマーク

デンマークでは、日本は引き続き「オレンジ国」となっているため、承認に値する入国目的と陰性証明の提示、入国後10日間の隔離義務、4日後に受けたPCR陰性証明が要件となっておりますが、同日乗り継ぎや入国し1泊後の乗り継ぎは可能となっております。

デンマークの現在の感染者数は15,674名、入院者数は173名で、うち29名が集中治療室に入っております。死亡者数は2,503名で、PCR検査を受けた累計数は30,629,598名です。

これまで国民の17.8%にあたる1,040,386名が2回目のワクチン接種を完了、約28.4%が1回目の摂取を完了しております。

海外渡航禁止、海外からの入国が禁止されておりますが、トランジットでの入国は引き続き可能です。

デンマークでの最新の入国検疫要件については、下記ホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

 → デンマーク警視庁のホームぺージ

  https://en.coronasmitte.dk/

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会