鳥取と島根が共同で「県民県内宿泊割」キャンペーン、3月1日から
鳥取、島根の両県は3月1日から地域内観光需要促進事業「WeLove山陰キャンペーン」を実施する。期間は3月31日までの1カ月間。Go To トラベルが再開された場合は終了する。
両県民を対象に、両県の宿泊施設や観光施設、体験プランの利用料を補助する。宿泊は1人1泊5000円を上限に半額まで、観光施設や体験は3000円を上限に半額までを補助する。宿泊は連泊利用も対象。
宿泊施設は、鳥取県は180軒、島根県は233施設が利用できる。
予算は鳥取県が5000万円、島根県が3500万円。いずれも国のコロナ対応地方創生臨時交付金を充てた。
鳥取県では昨年6月6-7月12日、12月7-2021年1月11日に2回、県民を対象にした宿泊割引事業を実施し、それぞれ8万人、11万7000人の利用があった。
鳥取県によるとGo To トラベルの停止後、県内では休業する観光施設が増えたことから需要喚起策を検討。ヒアリングでは観光事業者からも「2月は感染拡大の抑え込みに重要」との意見も多く、3月1日からの実施を決めた。
情報提供:トラベルニュース社