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オーストラリア、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年2月10日
  • 出典:OTOA

オーストラリアにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、各州の状況をお知らせいたします。

■ オーストラリア各州で実施されている州境制限

◎ ニューサウスウェールズ州(シドニーなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

◎ ビクトリア州(メルボルンなど)

全ての州からのビクトリア州への入州には、事前のオンライン申請が必要。

感染状況により「レッド」、「オレンジ」、「グリーン」の3つのゾーンに分け、

それにより入州の可否・条件を決定。

* オレンジゾーン:

 西オーストラリア州のパース市及び近郊。

 入境後72時間以内に新型コロナウィルスの検査を受け、陰性結果が出るまで自己隔離。

〔ビクトリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.coronavirus.vic.gov.au/victorian-travel-permit-system#permit-zones

◎ オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

ビクトリア州メルボルンの一部の地点・施設に滞在した場合、14日間の自己検疫が必要。

〔オーストラリア首都特別地域指定制限エリア〕

 https://www.covid19.act.gov.au/updates/covid-19-affected-areas

◎ クイーンズランド州(ゴールドコースト、ケアンズなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

〔ホットスポット〕

 西オーストラリア州パース市及び近郊地区。

 14日間の自己検疫が必要。

〔クイーンズランド州政府指定制限エリア〕

 https://www.qld.gov.au/health/conditions/health-alerts/coronavirus-covid-19/current-status/hotspots-covid-19

◎ 南オーストラリア州(アデレードなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州許可。

入州まで、または入州時にオンライン登録要。

西オーストラリア州・パース及び近郊地区、ビクトリア州・メルボルンのグランドハイアットに滞在した人は、14日間の自己検疫が必要。

〔南オーストラリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.covid-19.sa.gov.au/restrictions-and-responsibilities/travel-restrictions#sa

◎ 西オーストラリア州(パースなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録要。

〔ローリスク州〕

 ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州。14日間の自己検疫。

〔西オーストラリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.wa.gov.au/organisation/covid-communications/covid-19-coronavirus-controlled-interstate-border?1

◎ タスマニア州(ホバートなど)

州指定制限地域、施設に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。

入州の3日前までにオンライン登録要。

〔高リスク地域〕

 ニューサウスウェールズ州の一部、ビクトリア州の一部。入州不可。

〔中リスク地域〕

 西オーストラリア州の一部。14日間の自己検疫。

〔タスマニア州指定リスク地域〕

 https://coronavirus.tas.gov.au/travellers-and-visitors/coming-to-tasmania/travel-alert

◎ ノーザンテリトリー準州(エアーズロック、ダーウィンなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。

入州の7日前までにオンライン登録要。

〔ホットスポット指定地域〕

 ビクトリア州メルボルン市及び近郊の一部地点。14日間の強制検疫が必要。

〔ノーザンテリトリー準州指定ホットスポット〕

 https://coronavirus.nt.gov.au/travel/quarantine/hotspots-covid-19

上記はオーストラリア国内間の移動に関する州境移動の制限に関する情報です。

全ての州においてオーストラリア国民、永住者、特別な許可を所持する人を除き、海外からオーストラリア国外への入国は認められておりません。

■ 西オーストラリア州、、パース及び近郊地域のロックダウン解除

西オーストラリア州のパースにて、約10ヵ月ぶりに市中感染者が報告されましたが、、パース、ピール、サウスウエスト地区のロックダウンは、予定通り2021年2月05日 18:00で終了しました。

ビジネスは再開可能となり、人々は仕事に戻ることができます。

なお、2月14日(日) 午前00:01まで、パースとピールにはいくつかの制限があります。

* 職場を含め、家の外ではマスクが必須です。

* 4平方メートルのルールは、ホスピタリティ、エンターテインメント、

 公共およびフィットネスの会場に最大150人の客(スタッフを除く)に適用されます。

* 結婚式、葬儀、コミュニティスポーツ(選手、役員、観客を含む)を含むすべてのイベントには、

 150人の定員制限が適用され、プライベートな集まりには20人の制限が適用されます。

■ オーストラリアへの渡航前の新型コロナウィルス検査の義務化

2021年1月22日(金)より、オーストラリアへの渡航に際し、出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要となります。

オーストラリアへの航空機チェックイン時に、英語で下記の情報が記載された陰性証明を提示。その陰性証明書は印刷された紙の証明書の他、Eメールなどの電子データによる提示も可能です。

〔記載内容〕

1) 旅行者の氏名、生年月日

2) 検査結果(「Negative(陰性)」や「Not Detected(検出されない)」など)

3) 実施された検査方法(PCR検査など)

4) 検体が収集された日付

5) 検査結果が承認された日付と承認担当者の氏名

6) 検査を実施した検査室・診療所・施設等の名称と住所

7) 検査を実施した検査室・診療所・施設等が所属する認定機関(わかる場合)

航空機搭乗時に4歳以下の子供は、この陰性証明書は不要です。またニュージーランドから「グリーンゾーン」のフライトでオーストラリアに到着の場合も陰性証明書は必要ありません。

オーストラリアの空港にて、トランジット(乗継)のみで第三国へ移動する場合でも、この陰性証明書は必要となります。また、新型コロナウィルスのワクチン接種者であっても陰性証明書は必要です。

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■ オーストラリア国内感染者数

2月07日時点のオーストラリア国内の新型コロナウイルスの感染者数、及び死者数は以下の通りです。

* オーストラリア全土感染者数: 28,850名

 (ACT=118、NSW=5,120、NT=102、QLD=1,312、SA=602、TAS=234、VIC=20,455、WA=907)

* オーストラリア全土死者数: 909名

※オーストラリア政府保険局 コロナウィルスの現況と症例者数

 https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会