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オーストラリア、「新型コロナウイルス」に関する最新情報(出典:OTOA)

  • 2021年2月2日
  • 出典:OTOA

オーストラリアにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、各州の状況をお知らせいたします。

■ オーストラリア各州で実施されている州境制限

◎ ニューサウスウェールズ州(シドニーなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

◎ ビクトリア州(メルボルンなど)

全ての州からのビクトリア州への入州には、事前のオンライン申請が必要。

感染状況により「レッド」、「オレンジ」、「グリーン」の3つのゾーンに分け、

それにより入州の可否・条件を決定。

* オレンジゾーン:

 ニューサウスウェールズ州のカンバーランド市。

 入境後72時間以内に新型コロナウィルスの検査を受け、陰性結果が出るまで自己隔離。

〔ビクトリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.coronavirus.vic.gov.au/victorian-travel-permit-system#permit-zones

◎ オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

〔原則入州不可〕

 ニューサウスウェールズのカンバーランド市

◎ クイーンズランド州(ゴールドコースト、ケアンズなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

〔ホットスポット〕

 西オーストラリア州パース市及び近郊地区。

 14日間の自己検疫が必要。

〔クイーンズランド州政府指定制限エリア〕

 https://www.qld.gov.au/health/conditions/health-alerts/coronavirus-covid-19/current-status/hotspots-covid-19

◎ 南オーストラリア州(アデレードなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州許可。

入州まで、または入州時にオンライン登録要。

西オーストラリア州に滞在した人は、14日間の自己検疫が必要。

〔南オーストラリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.covid-19.sa.gov.au/restrictions-and-responsibilities/travel-restrictions#sa

◎ 西オーストラリア州(パースなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録要。

〔ローリスク州〕

 ビクトリア州。14日間の自己検疫。

〔ミディアムリスク州〕

 ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州。原則入州禁止。

〔西オーストラリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.wa.gov.au/organisation/covid-communications/covid-19-coronavirus-controlled-interstate-border?1

◎ タスマニア州(ホバートなど)

州指定制限地域、施設に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。

入州の3日前までにオンライン登録要。

〔高リスク地域〕

 西オーストラリア州パース市及び近郊地区。入州不可。

〔タスマニア州指定リスク地域〕

 https://coronavirus.tas.gov.au/travellers-and-visitors/coming-to-tasmania/travel-alert

◎ ノーザンテリトリー準州(エアーズロック、ダーウィンなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。

入州の7日前までにオンライン登録要。

〔ホットスポット指定地域〕

 西オーストラリア州パース市及び近郊地区。14日間の強制検疫が必要。

〔ノーザンテリトリー準州指定ホットスポット〕

 https://coronavirus.nt.gov.au/travel/quarantine/hotspots-covid-19

上記はオーストラリア国内間の移動に関する州境移動の制限に関する情報です。

全ての州においてオーストラリア国民、永住者、特別な許可を所持する人を除き、海外からオーストラリア国外への入国は認められておりません。

■ 西オーストラリア州、パースで10ヵ月ぶりに市中感染が発生

西オーストラリア州のパースにて、約10ヵ月ぶりに市中感染者が報告されました。

報告された感染者は、海外からの帰国者が14日間の強制検疫期間を過ごすパース市内のホテルの警備員で、感染が確認された帰国者が滞在していた部屋のあるフロアを担当していました。

西オーストラリア州政府は直ちにパース、ピール、サウスウエスト地区のロックダウンを決定。

ロックダウンは1月31日より開始、2月05日(金)の18:00まで続きます。

* 不可欠な労働者、食料品、薬、その他必要品の買い物を除き、外出禁止

* 運動は居住地の近所にて、他の1名とだけ、1日1時間以内

* レストラン等、飲食店はテイクアウトのみ営業可

* ジム、屋内スポーツ施設、映画館、カジノ、美容院、理髪店等、公園、

 屋外レクリエーション施設等の閉鎖

* 大規模な宗教集会、礼拝所の閉鎖

* 図書館、文化施設の閉鎖

* 結婚式は不可

* 葬式の出席者は10名まで

* 学校は休校

この西オーストラリア州パースでの新規市中感染者の報告を受け、クイーンズランド州、ビクトリア州、タスマニア州、ノーザンテリトリー準州は、パース市および周辺をホットスポットに指定、入州の制限を開始しています。

■ オーストラリアへの渡航前の新型コロナウィルス検査の義務化

2021年1月22日(金)より、オーストラリアへの渡航に際し、出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要となります。

オーストラリアへの航空機チェックイン時に、英語で下記の情報が記載された陰性証明を提示。その陰性証明書は印刷された紙の証明書の他、Eメールなどの電子データによる提示も可能です。

〔記載内容〕

1) 旅行者の氏名、生年月日

2) 検査結果(「Negative(陰性)」や「Not Detected(検出されない)」など)

3) 実施された検査方法(PCR検査など)

4) 検体が収集された日付

5) 検査結果が承認された日付と承認担当者の氏名

6) 検査を実施した検査室・診療所・施設等の名称と住所

7) 検査を実施した検査室・診療所・施設等が所属する認定機関(わかる場合)

航空機搭乗時に4歳以下の子供は、この陰性証明書は不要です。またニュージーランドから「グリーンゾーン」のフライトでオーストラリアに到着の場合も陰性証明書は必要ありません。

オーストラリアの空港にて、トランジット(乗継)のみで第三国へ移動する場合でも、この陰性証明書は必要となります。また、新型コロナウィルスのワクチン接種者であっても陰性証明書は必要です。

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■ オーストラリア国内感染者数

1月31日時点のオーストラリア国内の新型コロナウイルスの感染者数、及び死者数は以下の通りです。

* オーストラリア全土感染者数: 28,811名

 (ACT=118、NSW=5,104、NT=98、QLD=1,310、SA=597、TAS=234、VIC=20,448、WA=902)

* オーストラリア全土死者数: 909名

※オーストラリア政府保険局 コロナウィルスの現況と症例者数

 https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会