KNT―CT、11月の旅行取扱は52.0%減 Go To効果で国内個人旅行が回復

 KNT―CTホールディングスの11月の旅行取扱総額は前年比52・0%減の227億500万円だった。この時点ではGo Toトラベルキャンペーン効果もあり国内旅行の個人利用が回復、大きな前年割れは続くものの持ち直してきていた。

 国内旅行は同23・4%減の218億2200万円。団体旅行は大人数での旅行を敬遠する傾向がいまだ強く、一般団体が同79・3%減と回復してこないが、学生団体は修学旅行の再開の動きがみられ、同45・7%減。全体では同58・9%減となった。企画旅行も同様に同4・2%増と前年を上回るなど、Go To効果はやはり大きく、個人旅行は同44・5%減と改善傾向が続く。

 海外旅行は同99・3%減の6500万円。団体旅行は一般、学生ともにほとんど取扱がなく同99・3%減、企画旅行もほぼ取扱がない状態が続いている。

 外国人旅行は取扱がほぼない状態で、レイルパスなどの払戻しで98・5%減の5400万円。

 なお、取扱額は近畿日本ツーリスト北海道、近畿日本ツーリスト東北、近畿日本ツーリスト関東、近畿日本ツーリスト首都圏、近畿日本ツーリスト中部、近畿日本ツーリスト関西、近畿日本ツーリスト中国四国、近畿日本ツーリスト九州、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、KNT―CTグローバルトラベル、KNT―CTウエブトラベル、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。


情報提供:トラベルニュース社