アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (11/09の状況)
「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。
■ アイスランドの状況
2020年11月08日にPCR検査を受けた入国者348名のうち陽性者は7名、国立大学病院等での国内検査での陽性者は16名でした。自宅等で隔離療養中の感染者は634名、現在国立大学病院に入院している人は75名、うち3名が集中治療室に入っています。感染の疑いのある国内の検疫者数は1,060名、入国のための検疫者数は1,046名で自宅等で経過観察中です。これまでの感染者累計は5,101名、死亡者数累計は23名です。
グリーンランド当局の判断により、アイスランドからの入国が禁止となり、エアーアイスランドコネクトの運航が当面休止されます。
カタール航空とアイスランド航空を利用すれば、コペンハーゲンでの同日乗り継ぎで、往復共移動が可能です。
現在も、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの12ヵ国が入国可能となっております。
なお、入国に際しては
1) ウェブでの個人データの事前登録
2) 空港到着時のPCR検査と4~5日間の自宅や宿泊施設での自己検疫
3) 追跡アプリのダウンロードと活用
4) 入国後、4~5日後に再度のPCR検査の受診
が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。
アイスランド航空からの安全情報等については、以下のURLにてご確認ください。
→https://www.icelandair.com/support/covid-19/safe-travels-shared-responsibility/
■ フェロー諸島の状況
現在の感染者は4名で、国立病院の入院者は0名です。検疫中の人数は17名、これまでの感染者数累計は497名、死亡者数累計は0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は157,375名となっております。
今週11月13日から従来の検疫要件に加え、「入国前3日以内に受けたPCR検査の陰性証明書の提示」が入国時に空港で求められます。
日本~コペンハーゲン間をカタール航空にて移動することで、アトランティック航空への同日乗り継ぎが可能です。
フェロー諸島では、国内ホテルの宿泊者数が徐々に回復してきております。
現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者が入国できるようになっております。旅行者は入国時にPCR検査を受け、その検査結果判明までの半日から1日は自己検疫を行います。なお、陰性が確認されれば旅行は可能ですが、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受けること、が要件となっております。
コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能ですが、カタール航空とアトランティック航空の乗り継ぎについては事前にご確認ください。
アトランティック航空は現在、ヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間を週14便で運航しており、昨日11月09日は全便が運航いたしました。
■ グリーンランド
現在の感染者は0名、入院者数、死亡者数累計の何れも0名です。累計の感者数は17名で、これまでPCR検査を受けた累計数は11,697名です。
国内での感染拡大防止のため、グリーンランド~アイスランド間の飛行機の運航が来年2021年1月末までキャンセルとなります。現在運航中のカタール航空にて、コペンハーゲンに前後泊し、移動が可能です。
現在も日本からの入国と観光が条件付きで可能です。(その要件は下記の通り)
全ての国籍の旅行者が入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と自治政府の定める“Sumut”用紙への記入が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。また、入国後14日間の自己検疫・隔離か、または入国後5日目のPCR再検査を選択する必要があります。
なお、5日目の再検査を受ける場合、公共交通機関の利用、イベントや集会への参加、混雑時の買い物を避ければ観光が可能です。
また、日本からコペンハーゲンに1泊して入国・観光が可能となっております。
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デンマークの現在の感染者数は14,660名、入院者数は196名で、うち33名が集中治療室に入っております。死亡者数は747名で、PCR検査を受けた累計数は5,857,426名です。
デンマークでの変異したウィルスの発見により、イギリスやノルウェーでは入国規制を強化しております。
現在入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、ノルウェー、スウェーデン(2地域)、バチカンに加え、EU/シェンゲン協定国の「開放国」に加え、日本も含めた下記7つの「開放国」から到着した旅行者は、空港でのPCR検査や陰性証明書の提示は不要で、入国後の検疫制限もなく旅行が可能です。
→対象国:
日本、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、韓国、ウルグアイ、シンガポール
日本~コペンハーゲン間は、現在もカタール航空が ドーハ経由で安定して運航しております。
また、デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。
→ 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
→ デンマーク警視庁のコロナポータルサイト
https://coronasmitte.dk/en/political-agreements-and-initiatives
以上、ご注意ください。