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日本旅行の20年度中間決算 コロナ直撃で経常損失63億円

 日本旅行(堀坂明弘社長)の2020年度中間決算(1―6月)は、連結業績で営業収益は前年同期比60・4%減の100億6800万円だった。営業損失は64億4100万円、経常損失は63億5200万円、中間純損失は58億9500万円の赤字を計上。年初から続く世界的な新型コロナウイルスまん延が大きく響いた。

 日本旅行単体の個別決算では、販売高が同69・4%減の671億7100万円、営業収益は同61・9%減の83億1600万円、営業損失は49億8700万円、経常損失は48億600万円、中間純損失は42億8300万円。

 部門別の営業収益は、国内旅行部門が同60・6%減の55億6300万円、海外旅行部門が同75・3%減の10億4千万円、国際旅行部門が同71・7%減の8億2100万円。

 通期の業績予想は、新型コロナウイルスの終息時期が見通せないことから、現時点では影響を見極めることが困難として、未定としている。


情報提供:トラベルニュース社