ウィズコロナの現地レポート、韓国・ソウル編-世界の「今」を駐在員の視点から
ソウル・首都圏の主要文化機関及び施設再開
新型コロナウィルス拡散防止のため、今年5月より休館中だったソウルや首都圏の主要文化機関・施設が、7月22日(水)から再開。首都圏における防疫措置緩和の決定に伴い、防疫レベル1段階の状況から観覧施設再開を決定。今後の運営に関しては、段階別の状況に合わせて決定される予定です。
各機関・施設ごとに安全な観覧環境が確保されるよう、最大観覧人数を1,000名に限定して運営する他、インターネットによる事前予約制、QRコードを基盤とする電子入場システムの導入も行われています。また、7月22日(水)から全ての施設において ▲個人観覧のみ可能 ▲観覧客入場時マスク着用および体温チェック ▲一方向のみ観覧 等の防疫のルールと観覧客の感染予防のための安全対策が適用されます。なお団体観覧、教育、イベントは依然として中断されています。
ロッテワールドタワー ソウルスカイで楽しむスリルアクティビティ
ロッテワールドタワー ソウルスカイでは7月24日(金)より、世界最高の高さを体験するアクティビティ「スカイブリッジツアー」を開始しました。韓国最高の高さを誇るロッテワールドタワーの最上部に設置された「スカイブリッジツアー」は、建物最上段のルーフの間に連結した地上541メートルという「世界最高の橋」を渡り、ソウルの全景を体感するアトラクションです。ツアーは最大12名のグループで構成され、引率するスタッフが同行し所要時間約1時間で観覧します。117階の「スカイステーション」にてツアーの安全に関する案内を受けた後、赤いジャンプスーツとヘルメット、ハーネス型安全帯などの装備を着用しツアーへ出発します。
済州島の生態系観光地が人気に
新型コロナウィルス感染症の影響により、最近済州島を訪れる観光客の多くが生態系観光地を訪れていることが分かりました。KT(韓国情報通信およびIT企業)が最近分析および発表したビックデータ資料によると、今年1月末に新型コロナウィルス感染症の発生以降、済州島を訪問した観光客が大幅に減少しましたが、4月以降再び増加傾向にあります。特に5月以降はオルム(大きな火山の横にある小さ目の山、寄生火山・側火山)、休養林などの自然型観光地、あるいは乗馬パークなどを訪問する観光客数が前月比で増加し、6月には自然型観光地のみならず、ゴルフ場の利用者増加が確認されました。
6月に済州島を訪問した観光客が訪れた観光地の順位(前月比)は以下の様です。▲婚姻池▲和順コッチャワル生体探訪林道▲漢拏生態の森および、済州馬放牧地一帯▲オント瀑布▲ビチミオルム▲神話テーマパーク▲西帰浦 ヨンワンナンドゥル村▲道順茶園▲プジョーシトロエン自動車博物館▲プラザCC。
済州年齢別「2020年6月 TOP10観光地」では、1位は20代がイ・ジュンソプ文化通り、30代が翰林公園の双龍窟と挟才窟、40・50代が西帰浦毎日オルレ市場、60代は城山港遊覧船(牛島行)、70代以上が中文観光団地などの順となりました。
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