ウィズコロナの現地レポート、ニューヨーク編-世界の「今」を駐在員の視点から
移動制限
ウィルス陽性率の高い州からニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州へ到着した旅行者は14日間の事故隔離措置が求められます。
(※以下、在ニューヨーク日本国総領事館ウェブサイトより転載)
1. 隔離を実施する期間:対象州を離れた日から14日間2. 隔離の対象者:対象州からNY州・NJ州・CT州に移動する全ての者。
※NY州・NJ州・CT州に居住していて一時的に対象州に移動していた場合も含みます。
※NY州・NJ州・CT州に移動するために対象州を一時的に通過する場合(但し、24時間以内)は、本勧告の対象とはなりません。例:飛行機・バス・鉄道の乗り継ぎ、車・バス・鉄道の休憩施設での停車。
3. 対象州となる基準:直近7日間の平均で、陽性者数が10万人当たり10人以上又は陽性率が10%以上の州。
4. 罰金:違反者は罰金が科されることがあり得ます。特にNY州は、対象州からNY州へ移動する者に連絡先等の情報を提供することを求めており、NY州ならびにNY市は空港・駅・主要な橋トンネルに保安官を配置し、情報を提供しない場合には2,000ドルの罰金、隔離に違反した場合は10,000ドルが科されることがあります。
街の様子&交通機関
海外からの入国制限および州またぎの移動制限のため観光客が戻っておらず、タイムズスクエアはじめ普段賑わいが目立つ観光地ほど人通りに変化が見られます。次の写真はブルックリン・ダンボ地区で、マンハッタンブリッジを望む若者に人気の写真スポットです。
ニューヨーク市内交通機関では通常24時間運行の地下鉄が、5/6より毎日1:00am~5:00am全路線を運行停止し車両&駅の消毒を行い、各駅にサニタイザーが設置されるという変化が起きております。実際に乗車してみると以前より確実に清潔感が感じられ、地下鉄をはじめ公共交通機関は車内にてマスク着用必須、ソーシャルディスタンス確保がスタンダードとなっております。
そのほか、ニューヨーク市は指針として当面のあいだ公共電車バスを除いてグループでの移動を避け、少人数移動を推奨しています。車両チャーター等もし大人数グループでの移動必要な場合は、都度現地オペレーターへご確認いただければと存じます。