JTBとKNTが店舗の営業再開、6月1日から順次
JTBと近畿日本ツーリストは、それぞれ6月1日から店舗の営業を順次再開する。いずれも日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)による「旅行業における新型コロナウイルス対応ガイドライン」に沿った感染防止対策を取ったうえで、JTBは当面の間、事前の来店予約を条件とし、KNTも来店予約を推奨する。
ガイドラインでは、「入口および店舗内に手指の消毒設備(アルコール等)の設置」「 店舗内におけるスタッフのマスクの着用」「飛沫感染防止のためのカウンターパーテーションの設置」「ソーシャルディスタンスを確保したカウンター席の設置」「カウンターや椅子」「パンフレットケースなどへのこまめな拭き取りによる除菌対応」などを求めている。
このほかKNTでは、従業員がマスクとフェイスシールドを着用するか、アクリル板やビニールシートでの隔離を実施。パンフレットスタンドを減らすなどして店舗内のスペースも拡張する。また、オンラインで接客する「旅のコンシェルジュ」も顧客が自宅から利用できるように準備している。
なお、KNTでは近畿日本ツーリスト首都圏の53店舗から再開し、全国の店舗も順次再開していく予定という。