クロアチア、「新型コロナウイルス」への対応・状況について‐続報

  • 2020年3月11日

クロアチアでは「新型コロナウイルス」感染拡大に関連し、同国を訪れる日本人旅行者に毎日滞在先を管轄する医療機関に電話にて健康状態の報告を求めておりましたが、この度、クロアチア市民保護本部がウイルスの拡散に対する新たな監視強化措置を発表しております。

以下に在クロアチア日本国大使館発出情報をお知らせいたしますので、現在クロアチアにご滞在中・ご旅行をご予定の方は、引き続き最新情報にご注意ください。


新型コロナウイルス関連情報(クロアチア入国時の新たな検疫措置)

* 3月10日、クロアチア市民保護本部は、昨日発表した、特定の国・地域からの渡航者に対する14日間の隔離施設での隔離措置に関し、イタリアについては全土から入国する外国人を隔離施設における隔離の対象に変更しました。

* 10日時点、自主隔離の対象は、日本等からクロアチアに入国する全てのクロアチア人及び外国人とされており、長期滞在者と短期滞在者は区別されていません。

これに従いますと、旅行や商用でクロアチアを訪れる短期滞在者も自主隔離の対象になります。

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3月9日、クロアチア市民保護本部は、感染症の発生を抑止し、コロナウイルス(SARS-Cov2)の拡散に対する監視を強化すべく、次の措置を発表しました。

10日、同本部は、イタリア政府がイタリア全土に移動制限措置を取ったことから、隔離施設における隔離の対象に関し、イタリアの一部の地域からの渡航者をイタリア全土からの渡航者に変更しました。本日の変更により、措置の内容は次のとおりになります。

1. 次の国・地域からクロアチアへ入国する全ての外国人は、14日間、隔離施設において隔離する。

(1) 中国: 湖北省、武漢市を含む

(2) イタリア(※全土)

(3) ドイツ: ノルトライン・ヴェストファーレン州ハインスベルク郡

(4) 韓国: 大邱、チョンド郡

(5) イラン

2. 次の国・地域からクロアチアへ入国する全てのクロアチア人及び外国人は、14日間、自主隔離の義務を負う。

(1) 中国: 上記1以外の地域

(2) 韓国: 上記1以外の地域

(3) 香港

(4) 日本

(5) シンガポール

3. 全ての国民に対し、新型コロナウイルスの感染がみられる全ての国・地域への不要不急の渡航の延期を検討するよう勧告する。

※2の自主隔離について、3月10日時点、自主隔離の対象は、日本等からクロアチアに入国する全てのクロアチア人及び外国人とされており、長期滞在者と短期滞在者は区別されていません。これに従いますと、旅行や商用でクロアチアを訪れる短期滞在者も自主隔離の対象になります。当館では、引き続き情報収集に努めておりますところ、新たな事実が判明次第、領事メールや当館ホームページにてお知らせします。

【 参考情報 】

* クロアチア市民保護本部ウェブサイト

 https://civilna-zastita.gov.hr/

* クロアチア公衆衛生局

 https://www.hzjz.hr/priopcenja-mediji/koronavirus-najnoviji-podatci/

【 問い合わせ先 】

* 在クロアチア日本国大使館 領事班

 住所: Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia

 電話: +385-(0) 1-4870-650

 FAX: +385-(0) 1-4667-334

 メール:consul@zr.mofa.go.jp

 ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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情報提供:合同会社 プレヌスツアージャパン日本海外ツアーオペレーター協会