安来駅どじょうすくい出迎え隊が観光振興アワード受賞/島根
雨の日も雪の日も毎日曜日、島根県安来市のJR安来駅で乗客を出迎える「安来駅どじょうすくい出迎え隊」が2月19日、中国地方観光振興アワードを受賞した。
同アワードは、中国運輸局が観光振興の功績が顕著な団体、個人を2014年から毎年表彰。安来駅どじょうすくい出迎え隊は令和になって初めての栄誉に輝いた。
出迎え隊は、18年2月に市内の観光従事者2人の取り組みからスタート。安来節・どじょうすくいの衣装をまとい、どじょう掬い踊りで駅乗降客らを出迎え見送ってきた。
以来、毎週日曜日午前に1日も欠かさずボランティアで活動。賛同者も増え、現在では3歳から60代まで約20人で観光客をもてなしている。
19日、安来駅に隣接する観光交流プラザで行われた授与式で、中国運輸局の土肥豊局長は「山陰を代表する観光施設の足立美術館を抱える安来にふさわしいおもてなしだ」と評価。
出迎え隊隊長で、さぎの湯温泉・夢ランドしらさぎ総支配人の上田信也さんは「旅行者へ喜びのと旅の安全、地域情報の発信を心がけ、活動を続けていきます」と話していた。
上田隊長をセンターに関係者で受賞の記念撮影
情報提供:トラベルニュース社