旅行会社はひと味違った提案を-南アフリカでMICEや修学旅行が顧客に刺さる理由[PR]
南アフリカでMICE・修旅・研修旅行の可能性を探る
SDGsの実例や非日常を体験できるデスティネーション
多彩なプログラムを用意
アフリカ大陸を訪れた旅行者の誰もが圧倒される大自然。そんなアフリカの大自然を間近に体感できるのが南アフリカの魅力であり、南アフリカでMICEを実施する最大の魅力でもある。
モハメッド氏は「大型の野生動物を間近に見られる陸上のサファリも、クジラやサメなどを観察できる海のサファリも楽しめるのが南アフリカだ」という他国との違いを強調する。海のサファリでは、たとえば鉄製の檻に入って海中に沈み、間近にサメと対面するシャークケージダイビングなども楽しめる。
また陸のサファリは、市街地から車で1時間程度走れば楽しめる。これほど都会と大自然が近くに共存し手軽に大自然を楽しめる場所は世界でも希少だ。こうした非日常の体験をベースに、さまざまなMICEプログラムが実施できる。
大型野生動物を観察するゲームドライブに参加して、見つけることができた動物を点数化してグループごとに競うことや、サバンナに降り立ちアフリカ大陸の大地の上で簡単なゲームを通じてチームビルディングすることもできる。本格的なサバイバルゲームをブッシュの中で行うことも可能だ。
また単に星空の下で焚火を囲みながら夕食を取るだけでも、アフリカの大自然の真っただ中にいるという共通体験を通じて仲間意識や一体感が高まる効果も期待できる。
ゴルフもMICEプログラムの重要な魅力の一つ。自然環境を生かした多彩なコースと美しい景観が楽しめる。場所によってはキリンやイノシシといった野生動物を見ながらプレーできることもある。ジャック・ニクラウスやゲイリー・プレイヤーなど世界的に有名なゴルファーの設計によるコースも多い。
300名規模のMICE事例も
南アフリカを目的地とするMICE実施例は、日本ではまだそれほど多くはないが、2019年には300名規模のインセンティブツアーを実施している。オーガナイザーがサファリに強い興味を持ち、ケニアやタンザニアも候補に挙がったが、受け入れ態勢やコスト面などを総合的に判断して南アフリカでの実施となった。
1年半の準備期間を経て実現したインセンティブツアーはヨハネスブルク拠点の6泊8日の駆け足の内容だったが、クルーガー国立公園での野生動物を見るサファリや、4WDによるサバンナドライブが大好評。また自由時間のオプションとして、ジップライン体験、世界一のパンケーキ体験、ブライデ・リバー・キャニオン観光と魅力的な選択肢を用意できたことも参加者の評価を高めた。
またケープタウンもMICE目的地としての好条件を備えている。テーブルマウンテンやケープ半島の観光、ゴルフなどを楽しめるほか、ヘリコプターの遊覧飛行、シャークダイビング、ホエールウォッチングといった特徴ある体験素材も豊富に用意できる。5スターのホテルではバンケットでのパーティはもちろんチェックイン時のグループチェックイン用のスペースや、ツアーデスクやホスピタリティーラウンジの設置も可能だ。
またケープタウンの東一帯は南アフリカ随一のワイン産地で、ワイナリー巡りのほか、ワイナリーを貸し切ったパーティーもできる。さらに旧港を再開発したV&Aウォーターフロントは買い物や食事に最適なショッピングコンプレックスでグループでも個人でも楽しめる。
ケープタウンから日帰りできるアクイアプライベートゲームリザーブでは、野生動物観察のサファリも楽しめる。朝のサファリやナイトサファリなど多彩なプログラムを選択でき、ロッジやコテージもあるため泊りがけのサファリ体験も可能だ。
学会も多いケープタウンは、すでに日本からも小規模団体(20名~30名程度)のMICE実施例があり、今後の増加が期待できる。特にケープタウンの10月から3月は気候も良く、MICE実施に最適の条件と素材が揃うお勧めデスティネーションとなる。
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今年はシェアエコノミー(Shared economies)をテーマに掲げ、3日間にわたって催される予定で、アフリカ各地より多彩な観光関連プロダクト&サービスが一堂に会すとともに、MICE産業に携わる専門家らとの関係構築の機会が提供されます。