ジャルパック、働き方改革を推進、フレックス制の本格導入など

  • 2019年12月19日

 ジャルパックは10月から、フレックスタイム制を本格導入した。もともと昨夏に試験導入していたもので、今回は全社員の約9割に当たる450名に3ヶ月精算によるフレックスタイム制を適用した。11時から15時のコアタイムも部署ごとの選択制とし、約半分の社員がコアタイムのない「スーパーフレックスタイム制」で勤務。3ヶ月精算とすることで、複数月にまたがる業務の繁閑に合わせて調整できるようになったという。

 また、公募によって組織ごとに選出された25名の社員と事務局である総務部7名が「WHIP(Work and Holiday Innovation Project)を開始。WHIPは働き方改革、健康経営、ダイバーシティ&インクルージョン、JALフィロソフィの4項目について分科会を立ち上げて活動している。

 例えば働き方改革では、スウェーデンで「お茶をする」という意味の「Fika」を導入し、毎週木曜日の午後に15分ほど、リラックスして社員間でコミュニケーションをできる機会を提供。また、ダイバーシティ&インクルージョンでは、女性執行役員との座談会などを実施している。

 なお、ジャルパックは、日本旅行業協会(JATA)による2018年度「働き方・休み方改革、 ダイバーシティ推進」に関する会長表彰で、働き方・休み方改革部門の大賞を受賞。また、「健康経営優良法人2019 ホワイト500(大規模法人部門)」と「令和元年度東京都スポーツ推進企業」にも認定されているという。