JTB、Trip.comと訪日冬スポーツで協業、ゲレンデ貸切など特別プラン

  • 2019年12月3日

 JTBとTrip.com(旧Ctrip)グループは12月3日、訪日市場におけるウィンタースポーツについて協業することで合意書を締結した。訪日旅行者向けのウィンタースポーツ関連商品の開発と販売を共同で手掛ける。中国政府が2025年までにスキー・スノーボード人口を5000万人、ウィンタースポーツ関係者を3億人に増やす計画を掲げ、さらに東南アジアでも冬のスキー場の人気が高まるなか、両社の取り組みにより需要の獲得をめざす。

 第1弾では、北海道や本州のスキー場と連携し、Trip.comグループの顧客だけのゲレンデ貸し切りプランや資格取得プランなどの特別プランを企画。Trip.comグループのウェブサイトやアプリなどで販売する。

 なお、JTBとTrip.comはこれまでも国内ホテルや旅館などの販売について共同で取り組んできており、これについても2020年1月ごろに「新しい協働商品」を開発してCtripやTrip.comで販売する予定という。