最先端の客船で航くアラスカ-大自然を堪能できる施設が搭載「オベーション・オブ・ザ・シーズ」[PR]
現役世代にも気軽な直行便で行く気軽なアラスカ
大自然を上から見下ろす「ノーススター」
次に「オベーション」そのものについて見ていこう。2016年4月に就航した総トン数16万8666トン、乗客定員4180人のメガシップで、「クァンタムクラス」に属する4隻の姉妹船のうちの1隻だ。RCIは、さらに大きな22万総トンを超える史上最大の客船「オアシスクラス」を持っているが、より設計が新しいクァンタムクラスにはエンターテイメントやアクティビティに最先端の技術が投入されている。
まず「オベーション」でアラスカクルーズに行くメリットに触れたい。筆頭は「洋上で一番高い展望デッキ」としてギネス記録にも登録された展望カプセル「ノーススター」だ。カプセル部分は15デッキから旋回するアームによって、海上約90mまで上昇。船上にいては見ることのできない、高みから見下ろす新鮮な風景を楽しませてくれる。
アラスカクルーズでは、インサイド・パッセージを航行中に迫り来る左右の山々を眺め、青く輝く氷河をより遠くまで見渡すことができ、寄港地では街並みを見下ろすことができるのだ。今まさに自分自身が乗っている「オベーション」の船体を外から眺められたことも含め、ノーススターは今までにない新しい体験を与えてくれる。
寄港地でのオプショナルツアーにはヘリコプターでいく氷河遊覧飛行が用意されているが、これは非常に高価なツアーとなる。それに引き換え「ノーススター」なら安価だし、気楽に参加できる点も好ましい。なおノーススターから氷河を見ようとする人はとても多いので、お客様には「予約は必須」とのアドバイスを忘れずに。
船内から眺めるアラスカの自然
「オベーション」から、インサイド・パッセージや氷河を眺めるためのお勧めポイントはまだある。ひとつは14デッキ前方にある、ジャグジーやチェアを備えた大人専用エリア「ソラリウム」だ。ジャグジーに入りながら、ガラスの天窓から望む風景は格別といっていい。ソラリウム内は温室のように温かいので、水着でも全然寒くない。もちろん普段着のままチェアに座っているだけでもいい。人気の高いエリアで、航海中は常に賑わいを見せていた。
もうひとつは5デッキ最後部に位置する展望ラウンジ兼シアターの「トゥセブンティ(TWO70°)」だ。床から2フロア分の高さで左右に270°の広がりを持つ展望ウインドウからは、素晴らしいアラスカの景観を楽しむことができる。日中はなぜか人が少なく、とても静かな雰囲気が保たれていた。ここで読書をして過ごし、顔を上げるとインサイド・パッセージの風景や船の航跡が目に飛び込んでくる。なんとも素敵ではないか。
最後に紹介したいのは、当たり前すぎるかもしれないが客室のバルコニーだ。時には寝坊し、ルームサービスで朝食を頼み、夫婦や家族だけの空間でのんびりと風景を眺めて過ごすという贅沢を勧めてみてはどうだろう。居心地の良い客室だからこそ、このような過ごし方も素敵だ。アラスカのような自然美を独り占めできるクルーズには、やはりバルコニー付き客室をお勧めしたい。