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「シニアに人気の温泉地」嬉野が4年連続の1位に-楽天トラベル

 楽天トラベルが毎年発表している「シニアに人気の温泉地ランキング」で、2019年の第1位に佐賀県の嬉野温泉が選ばれた。嬉野温泉は4年連続の1位。2位は長野県の蓼科温泉が昨年の3位からランクアップ、3位は圏外から初めて長野県の芹ケ沢温泉がランク入りした。

 ランキングは、楽天トラベルで販売している「シニア」のキーワードを含む宿泊プランを対象に、 60歳以上による年間の宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)をもとに集計。18年10月1日から今年9月30日までを対象とした。

 1位の嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」とされ泉質に定評があるほか、バリアフリーセンターが安心安全な温泉旅行を楽しめるよう力を入れている。各施設のハード面に加え、補助器具の貸し出しや入浴介助ヘルパーによる温泉入浴介助仲介などソフト面のサービスも充実。還暦などのお祝いプランや嬉野名物の温泉湯豆腐、銘品の佐賀牛などの食事つきプランも人気を集めている。

 2位の蓼科温泉は、古くから保養地として賑わい、近年はゆっくりと食事を楽しむことができる高級宿が点在している。また、温泉がある北八ヶ岳麓の蓼科高原は、トレッキングやゴルフ、テニスやスキーなどシニア向けのスポーツが楽しめる施設が多い上、日本三大アルプスが手軽に眺望できる北八ヶ岳ロープウェイも人気を集めている。

 3位の芹ヶ沢温泉は、昨年のランキング外から、今年は前年同期比75%増(約1.8倍)と好調。新宿から特急で約2時間というアクセスの良さや、沿道に高山植物が咲き誇るビーナスラインなど四季折々の自然を愉しめる観光地として支持されている。シニアを含め三世代をターゲットにした宿やペットと泊まれるプランも人気を集めている。


情報提供:トラベルニュース社