デルタ航空、社会貢献でアメニティキットの中身変更

  • 2019年9月5日

アメニティキット イメージ デルタ航空(DL)は9月の1ヶ月間、ビジネスクラスで提供するアメニティキットのなかの靴下を「ボンバス」製のものへと変更する。ボンバスは、ホームレス保護施設で最も必要なものが靴下であるものの寄付が少ない現実に対し、設立以来「1足買うと、1足寄付」をモットーに事業を展開する企業で、これまで2000万足以上を寄付してきたという。

 今回のDLの取り組みでは、ビジネスクラスの旅客がアメニティキットを受け取るごとに、施設に対して1足が寄付される仕組み。靴下は提携に合わせて特別にデザインされたもので、合計30万足分を用意している。

 DLはこうした社会貢献活動の一環で、ホームレス支援などついてボランティアのサポートをしているほか、社内のビジネスリーダーが路上でホームレスの若者と一緒に一夜を過ごす「エグゼクティブ・スリープ・アウト」にも参加している。また、アメニティキット関連では、TUMIのキットのビニール包装をなくすことで廃棄物の削減を実現しているという。